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- 機器導入の際の注意点
着磁・脱磁のための機器を導入するにあたって、気をつける点がいくつかあります。着磁・脱磁の機器は、ただ導入することだけを考えていてはうまくいきません。導入の際の確認を怠ると満足する結果を得ることができません。御社にとって最適な機器を選択するために、当ページをご参考ください。
導入時の確認事項
確認事項 | 解決法 |
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どのような作業が必要ですか? 必要なのは、磁気を入れる「着磁」ですか? それとも磁気を抜いたり消したりする「脱磁」ですか? |
着磁、脱磁とは? |
ご予算はお決まりですか? 永久磁石の着磁には、電源装置・着磁ヨークや着磁コイルの他に、磁気測定器等の特殊な機器・設備が必要です。そのため、少なくとも数十万円~数百万円のご予算が必要です。 |
着磁磁ヨーク、コイルとは? |
ご使用になりたい永久磁石の種類はお決まりですか? 永久磁石にはいろいろな種類があります。高価ですがハイパワーのネオジウム磁石など希土類系磁石と、一般的によく用いられている安価で、パワーがあるフェライト磁石が大半です。どちらを使用される予定ですか? |
着磁、脱磁とは? |
設置場所はお決まりですか? 電源電圧供給設備はありますか? ネオジウム磁石など希土類磁石の場合は、フェライト磁石よりもハイパワーかつ高価で大きな設備が必要です。着磁電源装置を使用するためには、1次電源がAC単相200V/50A程度の元電源が必要です。着磁電源装置の大きさは最小でも400リットルの冷蔵庫クラスで、重量も100キロ以上あるため、通常のオフィスでの使用は困難です。 |
着磁、脱磁とは? |
使用頻度はどのくらいですか? 着磁ヨークやコイルには、着磁電源装置から出力する高圧大電流を流します。発熱が大きいため、使用頻度によっては水冷や空冷が必要となります。 |
着磁磁ヨーク、コイルとは? |
詳細な測定データは必要ですか? 部分的な磁界の強さや磁力線の量の他に、発生している磁界の分布状況などを正確に測定するには、パソコンを応用した磁場解析装置(マグネットアナライザー)というシステム装置が別途必要になります。 |
マグネットフォース オンリーワンの力 |
実際に機器を導入される際に、上記に挙げたような内容をしっかり確認できていない方が多く、後々になってお問い合わせいただくことがあります。
こちらでは、弊社に寄せられるよくあるお問い合わせに対する対応をご紹介します。
ご要望 | ご対応 |
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・営利目的での着磁・脱磁の賃仕事をしてもらえますか? ・着磁器・脱磁器等の機器をリースで借りれますか? ・金属探知機・リフティングマグネット・電磁波測定器の取扱いはしていますか? ・磁気ヘッド(磁気書き込みや読み取り方式)の取扱いはしてますか? ・電子機器への応用目的とした磁気センサーの製造販売はしていますか? |
マグネットフォースは 着磁・脱磁・磁気測定機器の製造販売メーカーですのでこれらは行っておりません。ご要望の場合は 専業メーカーをご紹介致します。 |
・生産ライン用設備一式の製造も請け負ってくれますか? | マグネットフォースは着磁・脱磁・磁気測定機器の製造販売メーカーですので請け負いかねます。 マグネットフォースタイアップの設備メーカーと協力し、生産ラインを組み上げて納入致します。 |
・着磁・脱磁・磁気測定の実験を希望したいのですが 可能ですか? |
マグネットフォースに設備はすべて揃っております。 着磁ヨークやコイルは、対象物の大きさ・形状・目的に対応したオーダーメイド品となっておりますので、実験内容によっては合わない場合もあります。 |
・着磁器・脱磁器等の価格を教えていただけますか? | マグネットフォースの製品は 企業様向けに開発された製品です。 ほとんどが単品で数十万~数百万円になり、数万円レベルでの製品は一般民生用で数点のみになります。 |
着磁・脱磁に関する基礎的な知識については、下記リンクをご覧ください。